MTG Arenaブログ

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【Financial Freedom】 経済的自由を手に入れる!行動と思考の変革

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やりたい事が出来ない、行きたい場所に行けない。

一生懸命働いてもお金がたまらない、周りに認めてもらえない、幸福になれない。

 

何故か?

 

それは「やりたい事が分からないからだ。」

 

「自分がやりたい事ってなんだっけ?」思い返してみる。

中学まで野球をやっていたが、経済的理由もあって高校からはやらなかった。

やりたい事が無くなった僕は、お金が無いのでとりあえずバイトをした。

僕が高校2年生の時に好きな女の子がイラストを描いていて 、話しのきっかけ作りに絵を描く様になった。

イラストは色を塗るのが難しいからと、 高校3年からたいして好きでもない漫画を描き始めて流れで専門学校に。

10年近く漫画を描いていたが芽が出が出なかった。

ずっと後ろ指を刺されて漫画を描いてきた。

これで最後にしようと漫画を持ち込み、敢え無く撃沈。

そのあと出版社の目の前にある噴水広場で腰を掛け、「自殺しよう」と考えた。

手首を切って原稿を投げ捨て飛び込む。

www.bicyclemanga.com

 

が、しかしだ。

 

人間はそんなに簡単に自分から命を絶てない。

出版社を周るために和歌山から持って来た自転車を組み立て、フラフラと走り始めた。

この漫画を描くためにバイトでコツコツ貯めていたお金を崩し、1年間無職を貫き通したため、お金がない。

東京に来る新幹線代をヒイヒイ言いながら出した。

通帳残高が5万円ほどだった。

とにかくお金が無い。

携帯電話はいわゆるガラケー、道を調べるのも一苦労だ。

2017年の夏はとてもとても長く感じた。

 

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初日は東京の新宿から神奈川の川端駅近くまで走り、近くの公園で野宿した。

夜遅くに土地勘のない場所を走るのは難しい。

品川から出れず、ぐるぐる、この日だけで59㌔は走った。

夜は寝付けず、手帳に日記を書いた。

 

2日目は横浜へ、そして箱根駅の漫画喫茶で一泊した。

自転車でのらにくらりと走ったていたら朝早くに横浜中華街に着いた。

せっかく中華街に来たんだし、肉まんが食べたい。

人間の活力と食欲は別であると、ここで分かった。

しかし、朝早く付きすぎたためあえなく断念。

この日から何となく和歌山を目指して走り出した。

この日も59㌔走った、明日は箱根を超える事にした。

 

3日目は箱根駅から静岡の公園まで。

箱根の山は化け物だった。

雨の降る中、3割近くまでは自転車で登れたが残りは押して登った。

登る途中にカップヌードル自動販売機がある。

そこでカップヌードル塩を食べたが、この旅の中で一番うまい食い物だった。

国道1号線最高地点を過ぎれば後は下るだけだ。

お金は無いが芦ノ湖でお見上げを買った。

実家と普段お世話になっている自転車屋さんにだ。

この3日間、携帯電話に親からの電話とメールがかかりっぱなしだったが無視をした。

漫画を描き始めてからずっと親から後ろ指を刺されていた。

もう今年で25だ、バイトで実家ぐらしで扶養に入っている。

そのうち1年は漫画を描くために無職だった。

親が子を心配して、ボーナスが出る会社に就職しろと耳にタコができるまで言うのは、親としての優しさだろう。

僕はそれが鬱陶しかった。

僕は今まで自分が捧げれる物、全て漫画に捧げてきた、お金も体も心も壊す程に。

でも、結果が出せなかった。

そんな僕がわざわざ実家にお見上げを買った。

和歌山向かって(いつの間にか実家を目指している。)走っているから、それもあったが。

雨が降り、雷の怒号が飛び交い、一人で自転車を押して登っりきった箱根の山が、僕に小さな成功体験をくれたのだ。

今まで、あの子の気が引きたい、担当編集がついて欲しい、賞が欲しい、連載したいと思って描いていた漫画だったが、まず「面白い!」と言って欲しかった。

子供の頃の三大コンプレックスが貧乏・容姿・面白くないだった。

関西ではお金持ち・運動ができる・勉強ができる・容姿が良い・面白いが人気者になれる条件だ。

子供の頃、貧乏が嫌だったが同級生の家に遊びに行った時、自分の家や習慣との違いでこれは親が貧乏だからと納得ができた。

「貧乏人の子は貧乏人だ。」

親が嫌と言うのもあって、小学校3年生くらいに弟を連れて家でをしたこともあった。

ヒーローは容姿が悪くても中身で判断する。

テレビっ子の僕はそれは理解できた、が実際はそうではないのも知っていた。

 

僕は親に似ていない、弟達は良く似ている。

これが不思議で仕方なかった、これが容姿が気になる始めの疑問だった。

大人になって漫画を描くために、多くの雑学をインターネットや本で手に入れた。

その中で、先祖返りなるものがあると知った。

例を上げると、両親の眼がブラウンだが子供の眼がブルーで、父親の母がブルーの瞳だった。

子供の学力は親の学力が大きく影響し、男の子なら母親に女の子なら父親の方に学力が影響するなど。

DNA、血統が大きく影響を与える。

そうやって両親を見たり、話を聞いたりするとどうやら僕は祖父母に似ている事が分かった。

親が貧乏だと子も貧乏、容姿が気になるのは祖父母のDNAがが強かったから。

そして、最後に残るのコンプレックスが面白さだ。

この「面白くなりたい!」「面白いって言われたい!」が大人になっても残っていたのに気が付いた。

子供の頃、吉本新喜劇が好きで、土曜日は家まで走って帰った。

貧乏で容姿が良くなくて、運動が苦手で勉強ができない事が分かっていた自分は面白くなって、人気者になりたかったんだ。

箱根の山をただただ頂上を目指して登た、体はへとへとで気力も底をついていたが、体は登る事だけを頭は意識せずコンプレックスの事を考えていた。

箱根の山を登りきった時、スカッとした。

それと同時に色んな物が一瞬どうでも良くなり幸福感を得た。

僕の体が「これだ!」と思った。

せっかく箱根の山まで来たんだから、お世話になっている自転車屋さんに相棒の自転車に感謝を、親には実家に帰るから、その手見上げに。

これがお見上げを買った理由だ。

その後40分以上かけて箱根の山を下りた。

天気は回復し晴れ晴れとしている。

あんなにびしょ濡れだった服も下る時の風ですっかり乾いた。

静岡に入り公園で野宿をする事に、どうやら静岡は治安が悪いらしい。

警察官に職務質問をされたりした。

無職ですと正直に言うとめんどくさい事になるのは目に見えているので、就活の帰りだと話た。

警察官に世間話で「自分探しの旅してるの?」と話してきた、僕は「はは、そうなんです!」と適当に答えた。

「自分探しなんかしても自分が見つかるわけねぇーだろ、バーカ。」と思った。

自分探しの旅をしても自分は見つからない、もうそこにいる自分に目を背けているだけだから。

この日は60㌔ほど走ったが公園で仮眠が出来ず、朝早くに出発した。

 

4日目は浜松へ。

警察官がこの近くで富士山が良く見える場所を教えてくれたので行ったが、昨日の雨もあり、富士山も半分くらいしか拝めなかった。

道が分からないのでコンビニで地図を見たり、海沿いを走りながら愛知を目指した。

この日は75㌔ほど走り、ネットカフェでは身支度などでほとんど寝れなかった。

 

5日目は静岡の浜松から愛知へ。

浜松から豊橋への道中でカレーライスとコロケを食べたのだが、これが美味しくなかった。

ジャガイモがドロドロになるまで煮込むのは良くない。

昼過ぎに道の駅でのベンチで横になった、昨日の披露の蓄積もあってかいつの間にか6時間ほど寝ていた。

急いで名古屋に、しかし、道が分かりにくく周りをグルグル回っていた。

コンビニで休憩していると女子大学生くらいの女の子が4人ほど入って来た。

浴衣を来ている、花火大会でもあるのだろう。

僕は彼女達を見て、ギュッと心が締め付けられた。

いい年こいて彼女もいないし、働いてもいない、才能もない、迷子になりアホみたいに名古屋をグルグル回ってる。

自分が情けなくて僕は彼女達を直視出来なかった。

とりあえず道が分からないので茨城方面に。

真夜中の田んぼに出てたがどこか分からず、60㌔以上走って疲れ果てた僕は近くにあった葬儀会社の駐輪場で泥のように眠った。

 

6日目は岐阜の田んぼから三重へ。

朝起きると昨日までなかった自転車が置いてあった。

自転車に乗る様なピチピチの格好で寝ていたい僕は、かなり申し訳ない気持ちになり、そそくさと昨日の道を戻った。

堤防沿いを走っていると川でトライアスロンの大会が行われていた。

葬儀会社の人、これに出る人が休んでたと勘ん違いしないかな?

そう思いつつ51㌔ほど走り三重の漫画喫茶で一泊した。

 

7日目42号線に入り熊野へ。

横になれる場所を探しながらコンビニで眠ずに朝まで過ごした。

この日は145㌔も走った。

 

8日目三重から和歌山へ。

42号線の入り山道を登るとなんだか匂う。

最初はバキュームカーか何かかなと思うが、こんな山の中までこないし、真夏に自転車で何百㌔も走って来て体を湿らせたタオルで拭くのと2回しかシャワーを浴びていないからかな?と思ったが違った。

大きな溝に鹿が横たわって死んでいたからだ。

30㍍手前でもアンモニアの匂いがした。

大自然で体を動かしいると色んな物が吹っ切れるて、純粋になれる。

この旅が楽しくなってきていた。

和歌山の串本近くの道の駅に置いてあった屋台の土台下に隠れるように横になった。

この日だけで70㌔走った。

 

9日目は自宅へ。

串本の海岸を眺め、暑いので道の駅などでアイスクリームを食べまくった。

この前まで、出版社の目の前にある噴水広場で腰を掛け、手首を切って原稿を投げ捨て飛び込み「自殺しよう」と考えていた僕が人生を楽しんでいる。

自分が好きな事、楽しい事、やりたい事、面白いと思う事は

 

これなんだと思った。

 

その後、実家まで185㌔ほど一気に走りきり、フロに入って寝た。

9日間で1040㌔ほど走り、体重は4㌔瘦せ、肌は真っ黒になった。

 

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人の考えは簡単には変えられないが、僕はこの旅で大きく思考が変革された。

思考が変われば行動も自ずと変わります。

持ち込んだ漫画が敢え無く撃沈して、死のうとした奴がフラフラと自転車に乗り、無計画で9日間もかけて真夏に東京から和歌山の実家まで帰る。

なんて事をしなければ、思考は変わらないのか?

行動は変わらないのか?

そうじゃない。

 

今までと同じ事をしなければ良いんです。

昨日と同じ事をしなければ良いんです。

普段と違う道を通って学校に行ったり、行ったことが無いラーメン屋に入ったり、読んだことが無い漫画を読んでみたりするだけで良いんです。

 

たったそれだけで、徐々に行動が変わり思考の変革が進んでいきます。

自分の考えや気持ちが素直に言語化出来できる様になってきます。

照れくさいのもあるし、言葉が出て来ない事もあるかもしれません。

周りがやりたい事を言っても良い雰囲気じゃなかったりするかもしれません。

でも今の僕は素直になれる、言える。

 

僕は僕が面白い!と思えるもので人に面白い!と思って欲しい。

好きな女性に好かれたいし、色んな景色が良い所に自分の足で行きたいし、美味しい物を食べたい。

 

これが僕のやりたい事だ、やりたい事が分れば後は実行するだけだ。

 

「つづく。」